鑑定事例集 技術評価

鑑定事例集 技術評価

技術力は?開発力は?特許の有効性は?----投資したい企業の技術力、自社部門の客観的な評価、特許の取得や権利維持の評価、その技術」の知りたいポイントを評価致します。



鑑定事例

事例 鑑定内容
発明評価 発明の産業性等を評価し、特許申請の適否を評価。
不正競争防止法判定 生産設備ノウハウを盗用され提訴の意見書提出。(有用な未公開技術)
投資判定 助成金等の支給に関し、新規ビジネスの新規性、成立性等を評価。
事業可能性評価 新規事業の事業可能性を、当センターの手法により評価。
特許時価評価 企業の事業継承に関し、事業の柱である特許の現在価値を算定。
知財権利 不正競争行為と不正取得の特許について、これらを立証する鑑定書の作成。
地盤改良特許 知財の技術評価、製品における知財の寄与度評価、及び事業評価を行い、DCF(Discount Cash Flow)法によって現在価値を金額で算出した。
中古機械の再利用評価 床暖房用の電熱式面状発熱体を生産する中古ラインの現在価値を鑑定。
ステップモータの駆動方式評価 ステップモーターの「特殊な2相励磁方式」とは、どのような駆動方式であるかの特許鑑定。
写真判定 受け取った写真が、合成であるか否かを鑑定。幾何学的整合、幾何光学的整合などの複数の観点から検討した。
独創的技術 医療用電気機器製品が独創的な技術であるか否かの鑑定依頼。
中古機器購入価格 中古機器の購入を経産局に認可してもらうための書類作成。
企業の技術評価 ある地方公団体の独自のファンドの候補企業の技術評価の鑑定。
衣服の切断口の観察 殺人事件で、刃物の向きが遺体の解剖結果ではわからないので、着衣の切断口の観察により知ることができないかの依頼。衣服の切断口の観察による刃物の向きの判定。
炭酸カルシウム閉塞 船輸送中の炭酸カルシウムスラリーの粘度があがり、荷揚げできなくなった。原因究明の方法や、裁判戦術についてアドバイスが欲しい。
廃棄物焼却装置の性能 調査対象の焼却設備が法律等に適合しているかの調査、判定。
ゲーム機の不正防止法 製品の技術的制限手段の有無(不正競争防止法)の鑑定。ゲーム機の輸入差し止めで損害金額の3500億円未然防止に貢献した。
自動車部品リコールの対応見解 自動車メーカがリコール発生時に、部品メーカ側の対応策として、リコールに至らなくても、親会社に対する子会社の対応策として事前に準備すべきリスク管理の事例研究として重要な意味がある。
大気化学物質のリスク評価 工場から排出される空気中の化学物質により健康被害が発生、化学物質の測定データーの判読が鑑定目的。現時点で排出されている化学物資の測定も実施。工場側から排気された化学物質に起因することが判明した。
自動包装機械の性能未達の証明 包装工程を自動化し、省人化 にて製造コストを大幅に低減することを狙った投資専門会社に機械を発注した。現地調査及び受領資料の査読にて、チョコ停や具材の破れが多く発生し、質的・量的能力仕様を満たしていないと鑑定した。
パン製造機械の性能未達の鑑定 燃料はプロパンガスだが完全燃焼に必要な酸素(空気)が供給されてなく、一酸化炭素が発生しており測定すると危険な程の量であった。必要な温度に達していないことも実測で確認した。燃焼の反応を化学的に計算し、適切な酸素の供給量を提示した。
排水処理施設の損害調査 事故により発生した腐食性ガスによる汚損された建屋及び装置類の損害額を算定した。
自動車衝突事故による負傷の鑑定 自動車2台の軽微な衝突事故事案の証拠資料について、検証を行い、数カ所の不備を指摘し、参照資料(複数の実験結果による模擬的衝突による衝撃加速度)と、事故の場合の被害者側に負荷された衝撃加速度の算定の妥当性と身体傷害が生ずる可能性について検証した。
修理費用の妥当性に関する鑑定 水産物(主として鮮魚類)の運搬に供する冷凍冷蔵車の追突された被害の修復方法、修理代金見積りについて、鑑定した。
停止車両への追突による過失割合の鑑定 停車中の大型ウィング型トラック後部に小型ワンボックス型乗用車が衝突した事故において、修理見積額が過大であるとする主張が対立した。見積金額は、ウィングボディを新造品と全交換する内容で、後部に衝突されているため、見積内容の妥当性を鑑定した。
排水処理施設の損害調査 事故により発生した腐食性ガスによる汚損された建屋及び装置類の損害額を算定した。

参考資料

  1. 特許の知識と実務:高橋政治(弁理士,技術士(金属)),秀和システム,2011
  2. 女子大生マイの特許ファイル:稲森謙太郎(弁理士),楽工社,2010
  3. 連鎖思考による技術価値評価:松居祐一,大学教育出版,2008
  4. MOT:グローバルタスクフォース株式会社,総合法令出版株式会社,2004

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